太陽光発電所にて異常パネルを発見
京都府京田辺市に所在する太陽光発電所にて、ドローンを活用した赤外線点検を実施しました。産業用ドローンに赤外線カメラを搭載し、広範囲のパネルを短時間でスキャンすることで、従来の目視点検では難しい温度異常を高精度に把握することができます。
■ 日付
2024年11月
■ 場所
京都府京田辺市
■点検結果:異常パネルを複数検出
以下の赤外線画像は、点検時に取得したものです。画像中央に周囲と比べて温度が高いストリングが見つかりました。詳細調査の結果、ケーブルのコネクタが外れておりストリング全体の発電不良が確認できました。その他にもドローン点検によりホットスポット、セル内部の断線、バイパスダイオードの不良などを検査でき、発電効率の低下や火災リスクを防ぐことができます。
■ドローン赤外線点検のメリット
- 短時間で広範囲を点検可能
数千枚のパネルを数十分で検査、現地作業の負担を大幅軽減。 - 早期異常発見で保守コストを削減
小さな異常のうちに発見することで、修理費用や発電損失を抑制。 - 第三者視点での信頼性ある診断
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